ハプニング製造機
「毎日が事件になる。」
何を考えているか読めないうえに、考えるより先に体が動く。放っておくと必ず何かが起きて、こっちはたいてい巻き込まれている。振り回されて、正直くたびれる。それなのに、この人がいない日の平穏は、なぜか少し物足りない。
贈り主にとって、この人は
この人といると、予定どおりの一日は、まず終わりません。放っておけば予定どおりに進むところへ、この人が誘ってもいない寄り道を持ち込んでくる。その寄り道の先で、贈り主は自分では選ばなかったはずの景色を、何度も見せられています。
もちろん、本当に振り回される日もあります。急な思いつきに予定を持っていかれるし、話は脱線するし、気づけばこっちが巻き込まれている。ペースを乱されるのは、たいてい贈り主のほうです。それでも離れないのは、この人の思いつきに悪気がないと知っているから。誰かを困らせようとして動く人ではなく、ただ、面白そうのほうへ体が先に行ってしまうだけ。
その無邪気さの巻き添えは、贈り主の毎日が固まってしまうのを、静かに防いでいます。理解できないのに、信用はしている。この二つが同じ相手で成り立つことは、そう何度もありません。振り回されたと文句を言いながら、次の「あれ行こう」を、贈り主はどこかで待っている。そんな相手を、贈り主は「ハプニング製造機」と呼ぶしかありません。
この人が贈り主に渡しているもの
この人が贈り主に渡しているのは、「予定外だったけど、やってよかったこと」です。人は放っておくと、自分の好きなものの周りだけを回りはじめる。この人はその輪を、外から崩してくる。重い腰が、この人といるとなぜか上がる。前に進む理由を、いつも外から放り込まれているのです。
贈り主は、たぶんこう思っている
突然「あれ行こう」と言い出して、気づけば知らない街にいる。
なぜ、この人の代わりがいないのか
突飛な人は、たいてい途中で敬遠されます。読めない相手といるのは、疲れるからです。それでも贈り主がこの人のそばにいるのは、その予測不能さが、誰かを傷つける方向には向かわないと、これまでの時間でわかっているから。安心して振り回される相手は、探して見つかるものではありません。
関係別の付き合い方
予定は流れがちなので、約束をきっちり守る友人だとは期待しないほうが楽です。その代わり、他の誰も連れて行ってくれない場所に連れ出してくれます。
企画の初期に入れると強い発想役です。締め切りの管理は別の人に任せる前提で役割を組むと、能力だけがきれいに出ます。
刺激は尽きませんが、安定を求めると噛み合いません。読めなさを欠点ではなく持ち味として扱えるかどうかで、続くかが決まります。
贈り主が、まだ言えていないこと
贈り主はこの人のことを「手がかかる」と、笑い話のように言ってきました。文句みたいな言い方でしか、触れてこなかったかもしれない。でも本当に伝えたいのは逆で、その手のかかる思いつきに、退屈な毎日から何度も連れ出してもらった、ということのほう。次に振り回されたとき、後始末をしながらでいいので、こういうの嫌いじゃない、と言ってみてください。
4つの軸で見ると
この4つの組み合わせで、16タイプにわかれます。
受け取るもの:原動力
贈り主がこの人から受け取っているのは、落ち着きではなく温度です。一緒にいると背筋が伸び、会ったあとに何かを始めたくなる。癒やされに行っているのではなく、火をもらいに行っています。
この軸の相手には、居心地の良さを求めないほうがうまくいきます。この人といると少し緊張するのは相性が悪いからではなく、そもそもそういう役割の相手だからです。贈り主が前に進めている理由の何割かは、ここにあります。
立ち位置:守りたい
贈り主はこの人に対して、渡す側に立っています。放っておけない、心配になる、つい面倒を見てしまう。一見すると贈り主が与えているだけの関係に見えます。
でも実際には逆向きにも流れています。人は誰かを気にかけているあいだ、自分の悩みだけで頭をいっぱいにすることができません。この人は贈り主を自分の内側から引き離し、誰かの役に立てているという確認を渡し続けている。守りたい相手がいることは、守られること以上に人を立たせます。
渡し方:行動
この人が贈り主に何かを渡すとき、それは行動の形をとります。何も言わずに動く、気づいたら終わっている、黙って何か持ってくる。だから贈り主の記憶に残っているのは、言われた言葉より、してくれたことのほうです。
この渡し方の難しさは、受け取った側が気づかないまま通り過ぎやすいことです。言葉と違って、明示されません。贈り主がこの人にお礼を言い忘れてきたとしたら、それは感謝がないからではなく、渡され方が静かすぎたからです。
読みやすさ:読めない
贈り主にとってこの人は、何年たっても掴みきれない相手です。わかった気になった瞬間に裏切られ、次の行動が予想できない。理解できていないのに、なぜか信用はしている。
この組み合わせは珍しいものです。ふつう、読めない相手は警戒されて距離を置かれます。贈り主が離れていないのは、この人の読めなさに悪意がないと知っているからです。そして読めない相手がいるかぎり、この関係が慣れきって色あせることはありません。
あなたも誰かを診断する?
思い浮かんだ人がいるうちに。20問・約1分40秒。
16タイプ一覧
魂の共鳴者
目を見れば、通じる。
HRVO
ここぞ救世主
いざって時に、必ずいる。
HRVM
人間パワースポット
会うだけで、チャージ完了。
HRAO
影の保護者
表に出ない、最強の味方。
HRAM
キレキレ軍師
ズバッと、核心。
DRVO
雲の上の先輩
ずっと追いかけてる、背中。
DRVM
ゴッドハンド隊長
任せたら、まず100点。
DRAO
寡黙な相棒
口は堅い。情も堅い。
DRAM
ぴゅあ天使
裏が、1ミリもない。
HPVO
沼らせアイドル
気になって、しょうがない。
HPVM
ゼロ距離後輩
なつくの、早すぎ。
HPAO
取説なしマスコット
説明できない、この安心。
HPAM
爆音ルーキー
常に、アクセル全開。
DPVO
先輩キラー
かわいがられる、天才。
DPVM
勝ち確バディ
二人なら無敵。
DPAO
ハプニング製造機
毎日が事件になる。
DPAM

